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サイトにPDFファイルを埋め込んで表示させる
「PDF Embedder」は、WordPress(ワードプレス)のウェブサイトにPDFファイルを埋め込んで表示させるためのプラグインです。WordPressではPDFをアップロードするとダウンロードリンクが表示されるだけですが、このプラグインを使うと、PDFファイルを閲覧者がブラウザ上で直接見られるようにサイト内に表示させることができます。
主な特徴
| シンプルな埋め込み: | PDFファイルをアップロードし、専用のブロックやショートコードを挿入するだけで埋め込みが完了します。 |
| レスポンシブ対応: | 埋め込んだPDFは自動的に画面サイズに合わせて調整されるため、PC、スマートフォン、タブレットなど、どのデバイスで見ても適切に表示されます。 |
| 便利なツールバー: | 埋め込まれたPDFビューアーには、ページ送りやズーム機能などが使えるツールバーが付属しています。 |
| 無料版と有料版: | 基本的な埋め込み機能は無料版で利用できますが、有料版にアップグレードすると、ダウンロード防止機能やアナリティクス機能などの追加機能が使えます。 |
| ユーザーエクスペリエンスの向上: | ユーザーはわざわざPDFをダウンロードして別のアプリケーションで開く必要がないため、閲覧の利便性が高まります。 |
どのようなときに便利か
・製品のマニュアルや仕様書をウェブサイト上で公開したいとき。
・会社の事業内容や実績などをまとめた資料を、PDFの形で記事に埋め込みたいとき。
・PDF形式のレポートや論文をブログ記事内で表示したいとき。
なお、WordPressのブロックエディタ(Gutenberg)の標準機能にもPDFの埋め込み機能がありますが、PDF Embedderはより柔軟な表示設定や付加機能を提供します。
インストール
管理画面から「PDF Embedder」を検索してインストールし有効化。
初期設定

無料版でできる設定は下記のみ
基本的には初期設定のままでも大丈夫です。
幅: max
縦: max
ツールバーの位置: 下部
ツールバー表示: 文書マウスオーバー時のみツールバーを表示
Display Credit:チェック外した状態
プレミアムプランにするとスマホでの視認性アップやアクセス・ダウンロード数のカウントなど、色々と利便性がアップするとのことです。WordPress内で頻繁にプレゼンやマニュアル資料を埋め込みする人は、購入を検討してもいいかもしれません。買い切りで30ドル(1サイトあたり)程度です。
