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WebP
WebP(ウェッピー)とは、2010年にGoogleが開発した次世代の画像フォーマットで、JPEGやPNGといった従来のフォーマットに比べて、画質をほとんど損なわずにファイルサイズを大幅に削減できます。可逆圧縮と非可逆圧縮の両方に対応し、透明度(透過)やアニメーションもサポートしているため、Webサイトの読み込み速度向上やSEO対策に有効です。拡張子は「.webp」で、多くのモダンブラウザでサポートされています。
Webサイトでのメリット
| ページ表示速度の向上: | 画像のファイルサイズが軽くなることで、 Webサイトの読み込み時間が短縮され、 ユーザー体験が向上します。 |
| SEOへの貢献: | ページの表示速度は検索エンジンの評価に影響するため、 WebPの導入はSEOにプラスに働く可能性があります。 |
| データ容量の削減: | サーバーの負担を軽減し、通信容量を節約できます。 |
WebPは、同等の画質の PNG および JPEG 画像と比較して、サイズが約 30% 小さくなります。
背景透過やアニメーションにも対応しています。
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WebPのデメリット
WebPはWebサイトの表示速度を上げる一方、古いバージョンのブラウザでは非対応の場合があるというデメリットがあります。
しかし、2024年6月時点では、ブラウザの約97%がWebPに対応しています。
IE(Internet Explorer)はWebPに未対応ですが、2022年6月16日にサポート終了しており、使われることは稀になっていますので、考慮する必要性はないと思われます。
