簡単すぎて拍子抜けするほどサイトの引越しに便利

FTPでのファイルのダウンロードもアップロードも、データベースのMySQLファイルをエクスポート・インポートするとかの面倒な作業が一切不要で、たったの3ステップで完了してしまう、という凄いプラグインです。

テーマ・プラグイン・画像・記事や様々な設定などのDBに格納された情報をボタン一発でエクスポート・インポート出来るので FTPの操作やデータベースを触ることに慣れていない方も安心です。しかも引越し先の URLを設定したり、リンク URLを書き換えたりといった作業すら必要ないので、難しいことは一切ないという恐ろしく便利なプラグインです。

All-in-One WP Migration
このプラグインはデータベース、メディアファイル、プラグイン、テーマを含む WordPress Web サイトを技術的な知識なしでエクスポートします。
別の場所にある WordPress へのドラッグ & ドロップで、サイトをアップロードしましょう。
エクスポートの際、データベース内の検索 & 置換操作を無制限に行うことができます。検索 & 置換操作中に発生する、あらゆるシリアライゼーションの問題も解決します。

サーバーや OS の制限なし
主要な Linux ディストリビューション、MacOS、Microsoft Windows でテスト済みです。
すべてのアップロードサイズ制限を回避
チャンクを使用してサイトデータをインポートします。ほとんどのレンタルサーバーは、アップロードファイルの最大サイズを 2MB に設定しています。ファイルの制限は各チャンクにのみ適用されるため、チャンクを 2MB 未満に保つことで Web サーバーのアップロードサイズの制限を回避でき、サイト全体を簡単にアップロードできます。
依存なし
このプラグインは PHP 拡張モジュールを必要とせず、5.2以降のすべてのバージョンの PHP で動作します。これは他の多くの製品が対応していない、バージョン5.2のユーザーにとって素晴らしいニュースです。
MYSQL と MYSQLI をサポート
サーバーで、どの PHP、MySQL ドライバを利用していても対応します。
WORDPRESS 3.3以上との互換性
私たちは包括的な品質保証とテスト行程によって、常に最新の WordPress への対応をお約束していますが、WordPress 3.3 (2012) より以前のバージョンには対応していません。

無料版は最大アップロードサイズが「512MB」となっています。これを超える場合は容量制限を増やす有料エクステンション（拡張機能）があります。これは一度購入すれば所有者は何らの制限なく何度でもどのサイトでも使えるので、有料版を購入して損はありません、というか購入すべきです。

使い方

エクスポート
引越し元からのデータのエクスポートと引越し先でのデータのインポートを「All-in-One WP Migration」で行なうので、引越し元・引越し先両方にインストールします。引越し元サイトの管理画面 → All-in-One WP Migration → エクスポート画面を開き、「エクスポート先」と書かれた箇所をクリックして「ファイル」を選択します。エクスポートファイルをローカルに置くなどしておきます。
インポート
引越し先サイトの管理画面 → All-in-One WP Migration → インポート画面を開き、先ほどエクスポートしたファイルをアップロードしてインポートします。
アラートが表示されます。
The import process will overwrite your database, media, plugins, and themes. Please ensure that you have a backup of your data before proceeding to the next step.
これは「次ステップに進むのにデータベースのバックアップを取ってあるか確認して、なければバックアップを実施してください。」という内容です。PROCEED >　をクリックすると内容が反映され、ログイン画面に戻りますので、改めてログインすると引越し先の内容が反映されています。

バックアップにも使える

引越しだけでなく、定期的にエクスポートファイルを生成しておくことで、サイトのバックアップにも使えます。

インストール方法

他のプラグイン同様、WordPress管理画面 ＞ プラグイン ＞ 新規追加 ＞「All-in-One WP Migration」で検索