検索エンジン最適化対策: Google先生の教えって
Google検索エンジン最適化スターターガイド
ここに、Google先生が10年前(2010年)に公開した「Google検索エンジン最適化スターターガイド」PDF版があります。
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このガイドは当初、社内向けに作成したものでしたが、検索エンジン最適化(Search Engine Optimization:SEO)にまだ馴染みのない方々や、ユーザーと検索エンジンの双方に優しいサイトを構築しようとしているウェブマスターの方々にも役立つのではないかと考え、公開することにしました。このガイドには、Googleの検索結果で1位になるための秘訣が記載されているわけではありません。しかし、ここに書かれていることを参考にしていただくことで、検索エンジンからクロールされやすく、インデックスされやすいサイトを構築することができます。多くの場合、SEOに必要なのはサイトにちょっとした工夫を加えることです。これらの調整は1つ1つを見ると小さなことに思えるかもしれませんが、別の箇所に施された調整などと相互に影響し合うことで、サイトのユーザーエクスペリエンスにおいても、検索結果上のパフォーマンスにおいても、良い効果を生む可能性があります。SEOは本来、サイトを訪れるユーザーのために行われるべきだと私たちは考えています。サイトのコンテンツを利用するのはユーザーであり、検索エンジンはユーザーがコンテンツを見つけるために使われているに過ぎません。検索結果のランク付けを意識するばかりでは、好ましい成果をあげることはできないでしょう。このガイドで取り上げる内容は、どのようなウェブページにも当てはまるヒントばかりです。すでにご存じのことも多いかもしれませんが、その知識を最大限ご活用いただくために、このガイドをお役立ていただければ幸いです。
2010年に公開されたものですが、内容に関しては今でも有用な情報(今や既に常識化している)であることに変わりはありません。基本的にここに書かれている内容に沿ってサイトを構築しなければならない、というある意味の制作者向けマニュアルのようなものと言って過言ではないでしょう。最良の「検索エンジン最適化対策」のコツ、ということになればここの14ページ目で解説されている「魅力的なサイトは自然に認知が広がる」ということに尽きると思います。
魅力的なサイトは自然に認知が広がる
良いコンテンツに出会ったユーザーは、掲示板やブログに書いたり、SNSやメールなどを利用したりして、コンテンツを他のユーザーに紹介することが考えられます。そのような自然発生的な紹介や口コミこそが、ユーザーとGoogleの双方において、サイトの評価を高める要素となります。しかし、自然発生的な紹介や口コミは、サイトに質の高いコンテンツがなければ、そもそも起こりえないものなのです。
検索行動の多様性を意識しユーザーにとって価値あるサイトに
コンテンツの作成に関して、どのようなトピックのサイトにも当てはまるポイントを次のページで紹介します。これら以外にも、ユーザーの検索行動に関連性のある言葉を使うことが重要です。ユーザーが、あなたのコンテンツを見つけるのに使うであろうキーワードを考えてみてください。あるトピックに精通したユーザーは、その内容をまだ良く知らないユーザーとは異なるキーワードを検索キーワードとして使うかもしれません。例えば、花に詳しい人は「ガーベラ」「ラナンキュラス」といった花の名前だけで検索するかもしれません。しかし、花にこだわりのない人は、単に「花束」といった一般的な検索キーワードを使うかもしれません。検索行動におけるこのような多様性を想定しながらコンテンツを作成する(キーワードを効果的に織り交ぜた文章を使う)と、良い結果が得られるでしょう。
(中略)
さらに、他のサイトでは提供されていない、新しくて便利なサービスを作ることも心がけてください。独自の調査に基づいた記事を掲載したり、面白いニュースをスクープしたり、または口コミを活用したりするのも良いでしょう。他のサイトにはない情報源や専門知識を活用することがポイントです。
これは是非熟読していただいて、成果の上がるWEBサイト作りを目指して欲しいなと、思います。
蛇足ですが、検索結果の一番上に表示されることに躍起になって大変な労力と資金をむやみに掛けることを考えたら、検索結果の一番上より上もしくはサイドなどの目立つ位置に表示される「WEB広告」使えば済むじゃないですか。そう思いません? ま、費用対効果の兼ね合いもありますが。
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