赤いバナーを押していただけると感謝感激雨アラレちゃんです。
DoraNeko
桂川の渡月橋の少し上流にある堰、一ノ井堰でございます。葛野大堰(かどのおおい)とも呼ばれます。渡月橋から上流を大堰川と呼びますが、その由来はこの大堰でございます。葛野大堰は,5世紀頃に秦氏が造ったとされております。現在の一ノ井堰は戦後に洛西用水改修事業で整備されたものでございますね。昭和27年3月に完成したコンクリート固定型井堰でございます。農業用水のための井堰ですな。この上流側で水かさが増して、結果ボート乗り場や屋形船などに寄与している訳ですね。ところで川の呼び名ですが、国土地理院など行政上の表記は「桂川」に統一されていますが、京都府や京都市では、亀岡から保津峡を流れるところは保津川、ここを通るのが保津川下りなのでございます。
コメント一覧 (1件)
Wikipediaから引用
桂川(かつらがわ)は、京都府を流れる淀川水系の一級水系。京都府京都市左京区広河原と南丹市美山町佐々里の境に位置する佐々里峠に発する。左京区広河原、左京区花脊を南流するが、花脊南部で流れを西へと大きく変える。京都市右京区京北地区を東西に横断し、南丹市日吉町天若の世木ダム、同市日吉町中の日吉ダムを経由、以降は亀岡盆地へと南流する。亀岡市の中央部を縦断し、保津峡を南東に流れ、嵐山で京都盆地に出て南流、伏見区で鴨川を併せ、大阪府との境で木津川、宇治川と合流し淀川となる。歴史的には葛野川あるいは大井川などとも呼ばれてきたが、明治以前は流域全体を表す統一した名称がなかった。1896年(明治29年)4月に旧河川法が公布され、同年6月の施行以降、行政上の表記は「桂川」に統一されている。国土地理院の測量成果においても、全流域において「桂川」の表記に統一されており、他の呼称が用いられることはない。ただし、京都府や京都市はその発行する文書類において大堰川、保津川、桂川を使い分けて記述している。これは各流域の人々が地元を流れる川を各々の名称で呼びならわして来た歴史があるからである。特に、上流地域ではいまだにその流域によって呼び名を使い分けている。すなわち、嵐山の渡月橋から下流は桂川でよいが、渡月橋から上流を大堰おおい川、この大堰川のうち、亀岡から保津峡を流れる間を保津川と呼ぶ。大堰川をさらに遡ると、園部辺りで桂川、京北地区から源流までは上桂川ともいう。