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DoraNeko
1981年(昭和56年)4月1日に開園した長崎伝統芸能館(くんち資料館)を担当し、東京での建築設計事務所との打ち合わせも含めて長崎市建設局営繕担当者達、施工業者JVとの説明や打ち合わせ等で1979年(昭和54年)から1981年(昭和56年)にかけ、しばしば長崎に訪れました。歴史的な意匠の西洋風建物の細部にわたるデザインをどうやって金属、しかも海のそばである立地から塩害にも耐えうる近代的技術で再現できるか。というテーマでの案件でした。そこは元々ノウハウを持っている会社ですから、ワタクシは設計担当の会社さんと協業して製作可能な細部の設計とかを担当しながら、それらの制作物を受注するのがミッションでございまして。そこらへんの実施設計と制作管理、施工管理までを一人でやったのでございます。この仕事の後日談として、この実績でいわゆる自治体主導の公共的物件の受注が増加しましてね。台東区、葛飾区、横浜市などにおける様々な受注もこれがきっかけでしたね。若い頃のいい思い出ですわ。その数年後には、自らの馬鹿さ加減で人生そのものが暗転する少し前の、いい思い出になってます。
長崎伝統芸能館
長崎のお祭り「長崎くんち」に奉納される龍踊りの白龍、青龍、各町の奉納踊りを先導する「傘鉾(かさぼこ)」と呼ばれる豪華な飾りなどが展示されており、長崎くんちの映画も放映されています。
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