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島根県江津市の江津駅から広島県三次市の三次駅までを結んでいた全線非電化単線のJR西日本三江線、2018年(平成30年)4月1日の三江線の廃止に伴い廃駅となった宇都井駅でございます。地上20mの高さにある単式1面1線の高架駅で、ホームへはエレベーターやエスカレーター等がないため116段の階段を上らなければならない駅でございました。「天空の駅」としてたびたびテレビ番組などで取り上げられていた駅でございます。現在は邑南町が譲り受け、邑南町三江線鉄道公園となり、トロッコの運行イベントなどが行われております。


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Wikipediaから引用
宇都井駅(うづいえき)は、島根県邑智郡邑南町宇都井下郷にあった、西日本旅客鉄道(JR西日本)三江線の駅(廃駅)である。三江線の廃止に伴い、2018年(平成30年)4月1日に廃駅となった。三次方面に向かって左側に単式ホーム1面1線を持つ高架駅(停留所)で、浜田鉄道部管理の無人駅であった。ホーム及び待合室は地上20メートルの高さにあり、地上からの高さとしては日本一であった。しかし、エレベーターやエスカレーター等の昇降機設備はおろかスロープすら設置されておらず、ホームに上がるには116段の階段を上らなければならない。この特異な構造から「天空の駅」と呼ばれることもあり、テレビ番組でもたびたび取り上げられていた。そのため、鉄道ファンには人気の駅であった。このような駅構造になった理由は、この場所に駅を建設することが決定したものの、山間を縫って走る線路の線形上当該部分では高架にするしかなく、地上に線路を敷設して地上駅を設置することができなかったためである。階段を上りきったところに待合室があった。廃止されるまで地元住民が定期的に掃除していたため室内は大変きれいで、ベンチには座布団も置かれていた。ただし自動券売機等の設備はない。階段下、地上部に男女共用の汲み取り式トイレが設置されていた(2022年に建て替えられ、男女共用の水洗式バリアフリートイレに置き換わっている。)。当駅の廃駅により、日本一高い高架駅の座は埼京線北戸田駅(埼玉県戸田市)に譲った。階段の段数は当駅を上回る126段である。なお、北戸田駅にはエレベーター、エスカレーターが設置されている。しかし、2024年の北陸新幹線敦賀駅(福井県敦賀市)延伸に伴い、現在は敦賀駅の北陸新幹線ホームが日本で一番高い位置(地上高約21メートル)にある。但し、在来線に限れば北戸田駅が日本一高い高架駅となる。山の谷間に民家が点在する。三江線と交差する形で島根県道292号線が通っている。2019年6月18日、邑南町とJR西日本米子支社は、宇都井駅の他、口羽駅、周辺のトンネルなどの鉄道資産を同年7月1日付で邑南町へ無償譲渡する協定に調印した。その後同町が「邑南町三江線鉄道公園・宇都井駅公園」として整備し、2021年4月1日に一般開放した。なお旧駅舎内への立入について、階段の最上階まではいつでも無料で到達可であるが、ホームにはトロッコの運行等イベント開催日のみ入場可能となっている。