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DoraNeko

南アルプスあぷとラインこと大井川鐵道井川線の千頭駅でございます。井川線は大井川に沿って山間部を縫うようにゆっくりと走るのでございます。アプト式の区間のみ電化されておりますが、それ以外は非電化で、全列車がDD20形ディーゼル機関車と客車での運行となっております。起点の千頭駅から終点の井川駅までを通して運転される列車は一日に2往復のみ、千頭駅と接岨峡温泉駅間の列車が一日に3往復のみでございます。

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コメント一覧 (1件)

  • Wikipediaから引用
    井川線(いかわせん)は、静岡県榛原郡川根本町の千頭駅と同県静岡市葵区の井川駅とを結ぶ大井川鐵道の鉄道路線である。南アルプスあぷとラインの愛称がつけられている。大井川の流れに沿って山間を縫うようにゆっくりと走る。全線の1/3がトンネルと橋梁で占められており、また非常にカーブが多く走行中は車輪が軋む音が絶えない。そのため井川線の機関車および制御客車は水撒き装置を備えている。尾盛 – 閑蔵間には、日本でもっとも高い鉄道橋「関の沢橋梁」がある(川底から70.8 m)。山岳地帯を走行するため沿線に民家は非常に少なく、利用者は大半が観光客である。駅の半数がいわゆる秘境駅となっている。終点駅の井川駅は静岡市内だが南アルプスの山中にある。当路線は鉄道事業法および軌道法に準拠する鉄軌道としては日本で唯一のラック式鉄道(アプト式)区間のある路線である。長島ダム(1972年〈昭和47年〉着手、2002年〈平成14年〉竣工)建設に伴い一部区間が水没することになったが、補償金を受けて廃止することはせず、湖岸に新線を建設した。途中90.0 ‰の急勾配があるため、碓氷峠越えの国鉄信越本線で1963年(昭和38年)に廃止されて以来、日本では途絶えていたアプト式を採用した。なお、ループ線などを設けて急勾配を避け建設する手法も可能だったが、早期に建設できるという理由でアプト式のラック式鉄道となったといわれる。また、いくつか種類があるラック式鉄道の中でアプト式を採用したのは、レールの製造会社の都合によるものといわれる。元々762 mm軌間で建設されたが、1936年(昭和11年)に貨車を直通させるために1,067 mmに改軌された後も、トンネルなどは車両限界が小さい。車両もそれに合わせて軽便鉄道程度の大きさで、「軽便より小さい」といわれることもある。沿線住民からは『エンジン』という愛称で親しまれている。これはもともと千頭森林鉄道の愛称であり、車両が似ているため引き継がれたものと考えられる。鉄道資産は中部電力が保有しているが、第三種事業者ではない。また当線の赤字額は中部電力が負担している。当路線は、アプト区間を除き非電化であるが、静岡県内で非電化で残る路線はほかに天竜浜名湖鉄道天竜浜名湖線しかなく、また2004年(平成16年)4月1日に名鉄三河線の非電化区間廃止後は第三セクター鉄道とJR東海の子会社運営であるJR東海交通事業城北線を除けば中部地方で唯一の非電化の旅客扱いのある私鉄路線となっている。また、当路線は機関車で牽引・推進する客車や貨車で運行しており、非電化区間があるが気動車を使用していない。2023年3月改正時点で、旅客列車は千頭 – 井川間の列車が2往復、千頭 – 接岨峡温泉間の列車が3往復運行されている。また、車庫のある接岨峡温泉 – 井川間(ゴールデンウィークや8月・11月の土休日に運行)の区間列車もある。大井川本線とは異なりワンマン運転は行われていない。全列車がDD20形ディーゼル機関車で推進・牽引される客車列車によって運行される。旅客列車においては、連結器の負担軽減および損傷時のリスクを考慮して、麓側の千頭方に重量物である機関車が、井川方には制御客車クハ600形が連結される。クハ600形から機関車を制御するため、井川線で運用されるすべての客車とcトキ200形・cワフ0形貨車には制御回路が引き通されている。ラック式鉄道(アプト式)区間ではさらにED90形電気機関車が補助機関車(補機)として連結される。

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