
















箱根登山鉄道線を引き継いだ箱根登山電車こと小田急箱根鉄道線の箱根湯本駅でございます。ここで運行系統が分断される単線電化区間にある地上駅で、島式ホームと相対式ホームを組み合わせた変則な2面4線の構造となっております。強羅方面へはここで必ず乗り換えが必要ですが、同一平面で容易に乗り換え出来るようになっております。改札はホームの上階にある橋上駅となっております。小田原~箱根湯本駅間は現在では特急ロマンスカーを含む狭軌の小田急車両のみが営業運行しており、元箱根登山鉄道の標準軌車両は入生田検車区への出入庫を除いて、ここから終点の強羅駅までの運行になっております。強羅方面はこの駅を出発するとすぐに80‰の急勾配を登ります。
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Wikipediaから引用
箱根湯本駅(はこねゆもとえき)は、神奈川県足柄下郡箱根町湯本にある、小田急箱根鉄道線(箱根登山電車)の駅である。日本の観光地、箱根の玄関駅の一つである。特急ロマンスカーが小田急電鉄小田原線ないしは東京メトロ千代田線から当駅まで直通運転している。箱根登山電車は当駅で運行系統が分割されており、当駅から小田原方面は小田急電鉄の車両による4両編成の電車が、強羅方面は小田急箱根の車両による2 – 3両編成の電車が運行され、乗り換えを要する。以前は小田原方面にも箱根登山鉄道(現:小田急箱根)の車両が運転されていたが、2006年3月18日から営業列車がすべて当駅から強羅方面のみの運行になった。また、かつては小田急線新宿方面から当駅まで直通する急行(一般車両を用い別料金は不要)が多数運行されていたが、2008年3月15日のダイヤ改正で廃止された。バリアフリーと駅周辺の渋滞緩和などを目的に、2009年頃から改良工事を始めて3月14日に橋上駅舎の供用を開始し、2012年4月にペデストリアンデッキなど周辺整備が完了した。島式ホーム・相対式ホームを組み合わせた2面4線の地上駅である。改札口は橋上駅舎部に位置し、トイレはホームと同一階の南西側の改札内にある。終日社員配置駅で、小田急箱根の自社単独駅では唯一自動改札機が設置されており、小田急ロマンスカー特急券うりば、出札窓口、自動券売機、小田急トラベル箱根湯本営業所がある。ホームには売店、ロマンスカー当日分券売機があり、小田原までの特急券(席に余裕のある場合のみ発売、座席指定なし)は発車前にホーム係員が発売する。一部時間帯の小田原方面行き列車を除き、駅員が出発指示合図を出してから列車が発車する。箱根登山電車は当駅を境に、強羅方面は750ボルトで小田原方面は1500ボルトと架線電圧が異なるため、当駅構内の入生田駅寄りで三線軌が狭軌と標準軌に分岐した辺りにデッドセクションを設けている。ここを小田急箱根の車両が通過すると一瞬車内が停電する現象が起こるが、2006年以降はデッドセクション区間を通過する営業列車は設定されていない。小田急箱根の車両の散水タンク(車端部床下にあり、急曲線で線路に散水する)への給水設備が3・4番ホーム間に設けられている。強羅方面へは、当駅を出発するとすぐに80パーミルの上り勾配となる。