新堂駅は、三重県伊賀市新堂中出にある、JR西日本関西本線の駅。

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  新堂駅（しんどうえき）は、三重県伊賀市新堂中出にある、西日本旅客鉄道（JR西日本）関西本線の駅である。島式ホーム1面2線を有し、列車交換が可能な地上駅。場内・出発の各信号機とも一方向のみの設置のため、逆線入線はできない。最盛期には単式ホーム・島式ホーム混合の2面3線を有したが、後に列車本数の削減により中線の線路を撤去し、2面2線の構造となった。その後、ホーム上に簡易駅舎（切符売り場を併設）が作られたため、上り本線が旧来の駅舎のある単式ホームから中線の位置に移され、島式ホームの構造となった。開業当初からある旧駅舎は単式ホーム跡に接して置かれていたが、2002年7月に簡易駅舎が新設された後は待合所としてのみ使用されていた。しかし、2019年9月にJR西日本は老朽化を理由として取り壊す予定であることが報道された。なお、旧駅舎は2020年6月に解体された。当駅の跨線橋は改札内を行き来するものとして長らく使用されたが、新堂駅南口周辺整備事業の一環として改良工事がほどこされ、駅南口方面への行き来ができるようになった。この跨線橋は簡易駅舎の完成に併せて改札外として扱われるようになったため、現在は自由通路として機能している。かつて2面3線であった名残から、運転取り扱い上は、下り線が「3番線」とされている。上り線については、現在の中線の位置に移設された際に「2番線」に改められたかどうかは不明である。伊賀盆地にある駅の1つであり、付近を国道25号（旧道・非名阪）と並行する。北口側には住宅が多く、付近には大善寺や神明神社がある。南口側は国道25号（旧道・非名阪）と並行しており、2000年代のはじめに行われた周辺整備事業によりロータリーが設置された。付近は田畑が広がるが、ロードサイド店舗がいくつかある。なお、学校などの教育機関は脇道を入ったところに所在する。

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