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水俣駅(みなまたえき)は、熊本県水俣市桜井町一丁目1番地にある肥薩おれんじ鉄道線の駅。かつては九州旅客鉄道(JR九州)鹿児島本線の駅で山野線が分岐していた。「水俣」とは「川が二股になったところ」、あるいは「川が2つに分かれたところ」と言う意味で、この地が水俣川と湯出川の合流地点にある事から付いた地名である。NPO法人ななうらステーションが管理する有人駅であり、島式1面2線と相対式1面1線のホームで中線(通過線)もある。ただし、現在は中線と島式ホーム外側の3番線は使用停止状態になっており、相対式2面2線のように運用されている。トイレは駅舎内にあり、男女別の水洗式。水俣市の中心駅であり、普通列車、快速列車、観光列車「おれんじ食堂」の全列車が停車する。また2016年4月7日からのクルーズトレイン「ななつ星 in 九州」の乗り入れ期間中は当駅も停車駅となった。駅舎落成から60年が経ち老朽化が著しくなってきたため、2014年11月より総事業費1億1400万円をかけて駅舎改装工事が行われた。事業費は全額環境省と水俣市の補助金で賄われている。工事開始に伴い、2015年1月10日に国鉄時代から使用されてきた改札口と待合室が閉鎖され、旧改札口の横に仮改札口とプレハブの仮待合室が設けられた。その後、同年4月29日にリニューアルオープンした。駅舎のデザインは「おれんじ食堂」や阿久根駅駅舎のデザインを手掛けた水戸岡鋭治が担当している。駅構内にはレストラン「MINAMATAYA(水俣屋)」が入居し、水俣の伝統工芸のひとつである「イワシかご(竹籠)」を設置した待合室やキッズルームなども設けられた。オープン当日は記念式典が開催された。