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大要塞化工事中の阪急淡路駅でございます。構内で京都本線と千里線が平面交差する駅でございます。つまり大阪梅田方面・天神橋筋六丁目~堺筋線方面と千里線北千里方面・京都河原町方面、4方向に向かうジャンクションなんですが、平面交差ゆえにボトルネックが起きてしまうのが積年の悩みの種だったんでございますね。高架化しようにも付近に現JRおおさか東線と新幹線が通っているし。なら、いっそその上またいでしまえってんで、とんでもなく高いうえに複層式の高架化をすることになっちゃったんですね。京成電鉄の青砥駅や京浜急行の京急蒲田駅が同様の複層式の高架駅で、「要塞駅」なんて呼ばれているんですが、それらの上を行く「大要塞化」なんですよね。
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京都本線の3.3km(崇禅寺駅付近 – 上新庄駅付近)と千里線の3.8km(柴島駅付近 – 吹田駅付近)にわたる区間を高架化して、当駅構内の両路線の平面交差を解消すると共に、区間内の17箇所の踏切を除去する事業が進められている。事業主体は大阪市で、2008年(平成20年)9月に着工。2024年度末の高架切替を予定している。新駅舎は4階建てで、現在の駅より若干南東側に移動する。駅の構造は、2階が改札とコンコース、3階が上りホーム、4階が下りホームとなる。これにより京都本線と千里線は立体交差化され、前述のダイヤ上のネックも解消される。両路線に加えて、当駅の北側に位置する築堤のJRおおさか東線・同線を高架橋で跨ぐ東海道新幹線と立体交差する必要があるため、駅舎は近年に同様の構造で高架化された京急蒲田駅の24mを超える約30mの高さになる。主たる区間において、既存の線路を仮線に移動した土地に高架線を構築するのではなく、既存線を跨ぐ構造の「直上高架方式」が採用されている。またこの事業に関連して、大阪市では駅の主に東側周辺で土地区画整理事業を進めている。これは駅周辺に密集した老朽木造建物や狭い道路が多く防災上問題があったため、駅の高架事業を機に周辺を区画整理し、駅前に相応しい街と道路を整備するものである。
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