宇部新川駅(JR西日本)

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  宇部新川駅（うべしんかわえき）は、山口県宇部市上町一丁目にある、西日本旅客鉄道（JR西日本）宇部線の駅。宇部市の中心市街地に位置し、市を代表する駅である。線路名称上は宇部線単独駅であるが、運転系統上は小野田線の列車も当駅を発着する（実際の小野田線の起点は隣の居能駅である）。1914年（大正3年）に宇部軽便鉄道の駅として開業。当初は現在の宇部中央バス停付近に所在したが、1923年（大正12年）の助田停留場 – 宇部新川駅間の線路付け替えおよび床波駅までの路線延伸に伴い、現在地に移転した。単式・島式の複合型2面3線のホームを持つ地上駅。直営駅でみどりの券売機プラスが設置されている。ほかに側線もあり、電車が留置されていることがある。下り側に向かって左側（単式ホームである1番のりばに面した位置）に木造の駅舎がある。島式の3・4番のりばへは跨線橋で連絡している。また、駅舎内にはセブンイレブンキヨスクがある。当駅から隣の琴芝駅にかけての一帯は宇部市の中心市街地となっており、駅前にはビジネスホテルやオフィスビルなどが立地している。ただし宇部市役所へは琴芝駅のほうがやや近い。UBEの本社地区（小串地区）の最寄り駅であり、かつては宇部興産時代の社員の多くが当駅を利用して通勤していたため、駅とUBEの間にある商業地は大変賑わっていた。現在では車社会化が進み、郊外に大型商業施設が多数進出したことなどから、かつての賑わいは失われている。そのため宇部市では「宇部市にぎわいエコまち計画」などにおいて「宇部新川駅周辺地区」を重点整備地区の1つに位置付けている。シン・エヴァンゲリオン劇場版（2021年） – 当駅と宇部線の車両が重要な場面に登場するため、公開後にはファンによる聖地巡礼現象が起こった。宇部市は総監督・庵野秀明の出身地でもある。

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